合格者の声

全国通訳案内士試験という狭き門を見事に突破した先輩の声をお届けします。

#2 SNさん

🌸1回で合格したいと思い、True Japanの2次パッケージを申し込みました。

◆受験外国語:英語 ◆学習年数:1.5年

 

この度、合格できましたこと、貴団体様には大変おせわになり、誠にありがとうございます。まずはお礼を申し上げます。

以下、これから学習なさる方へのご参考までに、教材の活用状況等を書かせていただきます。

 

【1次試験の対策】

■地理

2回目の挑戦で、地理と一般常識を残しておりました。恥ずかしながら、日本地理について本気で勉強したのは今回がはじめてと言えるかもしれません。1回目では市販のテキストと過去問をなぞる程度でしたので見事に敗退。

 

しっかり理解しなければと、True Japanのオンライン講座を受講いたしました。家庭の事情から度々海外に行かなければなりませんでしたが、豪州のホテルからも暇を見つけては視聴、地図で確認する、問題演習で確認するというサイクルを回し、5~6回、自分にとって馴染みの薄い地域についてはYou tube動画も併せて10回は繰り返したと思います。

 

インプットで数をこなすと、「わかった気になる」自己満足に陥りますから、模擬試験も積極的に活用し、理解したうえで解答できているかを意識して確認しました。

 

■一般常識

教員の仕事がらみでこちらは比較的馴染みがありましたが、その奢り故の1回目敗退を思い起こし、謙虚な気持ちで白書、時事をTrue Japanのオンライン講座を軸に理解しながらインプット作業に取り組みました。

 

【2次試験の対策】

2次試験は初めての挑戦でしたが、1回で合格したいと思い、True Japanの2次パッケージを申し込みました。

 

プレゼン講座を活用し、カテゴリー別(観光名所・時事・食べ物・文化)で外せないポイント、カテゴリー枠を超えて注意すべきポイント(プレゼンの構成や時間配分、オリジナリティの盛り込み方)を整理しました。そのうえで、アウトプットの機会を積極的に採り入れ、「恥をかくことが役に立つ」と言い聞かせ、通訳・プレゼン・シチュエーションの講座を受講し、先生方からのフィードバックをメモし自分の弱点を減らすよう努めました。

 

先生方からは常に元気が出るようなコメントをいただきましたが、自分で消化する際にはお褒めのフィードバックはディスカウントして、「改善点」を次回に反映できるように自習→講座でのアウトプットのサイクルを回しました。

 

【特に困難だった点と、その解決策・克服法】

「わかったつもり」「できたつもり」という自己満足が一番危険だと思います。

 

過去問の正解率が上がったときも「本当にわかっているのか?」プレゼンができたときも「たまたま得意な題目だったからではないのか?」と自分に言い聞かせ、常に自分に厳しく、客観的に、シビアに向き合うことが大切だと思います。

 

2次対策では自分のプレゼンや通訳の動画を撮影して見直すことは抵抗がありましたが、この課程は必須だと言い聞かせて継続しました。

 

【True Japan Schoolの講座・教材で役に立ったものとその理由】

■地理のベーシック講座

画像をふんだんに盛り込んだPPT教材や河村先生の「実際に行かれたときの様子」を交えた講義はこちらもイメージできるような内容で、しっかり定着させることができました。

 

■一般常識対策

ご担当の村上先生の講義は、教材をなぞらえるだけでなく、現場での今の状況などを随所にエピソードとして盛り込まれてくださり、立体的な知識、合格後のイメージも膨らませることができました。

 

情景がイメージできることが知識定着のポイントかと思いますが、2科目ともこちらを意識でき、中身のつまった知識の積み上げとなったことが試験に活かされたと思います。

 

■模擬試験

こちらは1次、2次(完全再現)とも「わかったつもり、できたつもり」なのか「本当にわかっているのか、本当にプレゼンできているのか」を見極めるのに役に立ちました。

 

【全国通訳案内士としての今後の展望/意気込み】

「日本の魅力」をお伝えするという意識をしっかりもって、お客様にご満足いただけるようなサービスを提供できるように励みたいと思います。

 

繰り返しになりますが、True Japanの先生方には本当にお世話になりました。改めまして深く感謝申し上げます。